メンテナンス
制御盤はメンテナンスが重要です!
制御盤をメンテナンスすることは、機械をできるだけ長くお使いいただくため、そしてトラブルを未然に防ぐためにとても重要です。
定期的にメンテナンスを行うことで、設備と生産ラインを守りましょう。
創業50年以上の内山電機製作所では、
制御盤の設計からシーケンサー(PLC)のプログラミング、配線工事、
基板実装、設置工事、現地での調整・メンテナンスに至るまで、
すべて一括対応しています。
定期メンテナンスの重要性
制御盤のなかに入っているインバーターやサーボ、
シーケンサー(PLC)といった電子制御装置を
定期的にメンテナンスすることで不具合などの早期発見が可能になり
生産ライン停止などの大規模なトラブルを回避できます。
メンテナンスには工場などの衛生状態悪化を抑える効果もある為
スタッフにとって働きやすい環境づくりにもつながります。
また、制御盤のメンテナンス(予防保全)は6ヶ月~1年に1回が目安です
インバーターのメンテナンス
インバーターとは、直流から交流に変える電子回路のこと。
使用頻度が非常に高い装置のため、トラブルが起きると被害が大規模化する傾向があります。
故障や異常が生じる前にバックアップやパラメーター保存などを行うことで、被害を低減することが可能。
異音や異臭、エラー表示などはトラブルの前兆なので、要注意です。
サーボのメンテナンス
指示した位置や速度に自動追従させる機能を持つサーボは、10年が寿命の目安とされています。
とはいえ、オイルシール、コンデンサーなどは1年に1回以上のチェックをおすすめします。
サーボアンプ、もしくはサーボアンプとサーボモーターを段階的に交換することで、安定した運用が可能になります。
シーケンサー(PLC)のメンテナンス
一般的に10年程度でモデルチェンジをしているシーケンサー(PLC)。
長く使用していると、モデルによっては
「換えたいと思ったらすでに生産が終了していた……」ということもあります。
シーケンサーを新しく入れ替えるためには、内部の各種ツールはもちろん、
配線やプログラミングまで変更しなければなりません。
しかし、多くのメーカーで対応してもらえるのはツールの提供まで。
現状の制御盤を使い続けるには、配線やプログラミング、場合によっては仕様変更そのものまで
自分たちでしなければならないのが現状です。