その他 2026.07.27

制御盤の種類 (配電盤 動力盤 制御盤) の違いは?

制御盤と呼ばれる盤の種類がありますが、各々どんな違いがあるのでしょうか?
大きくはどれも同じような盤なので一概に仕分けする必要性もないのですが
下記のように盤を分別できます。

【配電盤】
安全に電気を配る 例:高圧から低圧に変圧(6600Vから400Vや200V)した電圧を分電盤や動力盤へ電気を配る盤


【動力盤】
工場などで使われている、動力(ポンプやファンなどのモーター駆動)や電灯の電源を供給する盤の事です。


【分電盤】
家庭用のコンセントなど電気機器で使用するような単相と言われるものに電気を供給したり配電盤からの電気を動力盤や制御盤へ振り分けたりする盤の事です。

一般的には、分電盤と動力盤には定義できるような、はっきりとした区分けはありません。

なぜでしょうか?

制御盤・分電盤・動力盤 は、一品一様で、いわゆるオーダーメイドで製作するものがほとんどだからです。
盤によって中身が全く違うため はっきりと区分けすることが難しいということも理由の1つにあげられると考えられます。
その中でも制御盤は、分電盤や動力盤よりも構成が複雑で、様々な制御ができるBOXという位置づけにいます。
パソコンのCPUのような頭脳をもった、PLC(シーケンサー)なんて機器を使うことが多いです。
次回は制御盤の中身はどうなっているの?です。                                                                                                                                                                                                                                                下記に具体的な仕様例を記載します。
                                                                                                       【1. 配電盤(Power Distribution Board)】
配電盤は、受電した電気を各設備へ安全に分配するための盤です。

【主な役割】
電気を各回路へ分配する
過電流・短絡・漏電から回路を保護する
建物全体へ安定して電気を供給する

【主な機器】
主幹ブレーカー
配線用遮断器(MCCB)
漏電ブレーカー(ELB)
母線(バスバー)

【使用例】
工場
ビル
商業施設
学校・病院


【2. 動力盤(Motor Power Panel)】
動力盤は、主にモーターへ電源を供給し、安全に運転するための盤です。

【主な役割】
モーターの運転・停止
モーターの保護
インバーターによる速度制御

【主な機器】
ブレーカー
電磁接触器(マグネットコンタクタ)
サーマルリレー
インバーター
電流計・電圧計

【使用例】
ポンプ
コンプレッサー
コンベア
換気ファン
ブロワ

【3. 制御盤(Control Panel)】
制御盤は、設備や機械を自動で動かす「頭脳」の役割を持つ盤です。

【主な役割】
センサーから信号を受け取る
PLC(シーケンサ)で処理する
モーターや電磁弁などへ指令を出す
自動運転・異常監視を行う

【主な機器】
PLC(シーケンサ)
リレー
電源ユニット
タッチパネル
通信機器
リモートI/O

【使用例】
生産ライン
ロボット設備
自動搬送装置
食品製造設備
水処理設備

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